頑張れ、山崎さん

経済評論家の山崎元さんが、食道がんになったからから思うことを語る記事を読む。余命宣告をされるほど、重い症状らしい。快方に向かうことを願いたい。

余命宣告されるほどの状態なのに、冷静なのはすごい。残された時間で、何ができるのか、考えているようだ。

真面目な顔をしているけど、かなりの酒飲みだったらしい。毎日、ウイスキーをストレートで飲んでいた。食道には、胃のように粘膜がないから、ダメージを受けたんだろう。

むかし、彼がテレビに出始めたころ、なんか飲み物の話題になったときに、" 大人なんだから、仕事終わったらお酒ぐらい飲みたい" と言ったのを良く覚えている。夕食のあとにちょっとビールぐらい飲みたいよね、と言う話だと思っていたけど、ウイスキーをストレートでガンガン飲んでいたとは思わなかった。酒は、ほどほどが大事だな。

色々、治療法も進化しているからな。こんどは、"危ない状態だったけど、こうやって癌を乗り越えた"という彼の記事を読んでみたい

 

 

1兆ドルコーチ

一兆ドルコーチ、って本を前に購入だけしていた本があったので、半分くらい読んでみる。大学卒業後、大学フットボールのコーチとして、キャリアをスタートするが、フットボールのコーチとしては、芽が出なかったビルがビジネスの世界に転身。IT企業で、キャリアを積んで経営者となった後に、今度はIT企業の経営者たちのコーチになる。Google の経営者たちも、初期のことかろからコーチをする。ビルのコーチがなければ、今頃我々はGoogle の代わりに Yahooやバイドゥで検索をしているだろうと著者がいうほど影響力があったらしい。

Google が、まだ数百人規模の会社だったころ、マネージャーを廃止した。優秀な人がたくさん集まっているのに、なんでわざわざマネージする必要があるのだ?直接、経営者のチームに連絡を取ればいいではないかというのが廃止した理由だ。ビルは、猛反対する。経営者と現場につれていき、スタッフに話を聞いたところ、スタッフたちは管理されたがっていることが分かる。議論に決着がつかなかったからだ。

ビルは、フットボールチームのコーチをしてキャリアをスタートしたからかもしれないが、チームを築くことを大事にしていたけれども、”民主的”に企業を運営することには反対していた。最後には、マネージャーたちが出て、決着をつけなければ、ならないと考えていた。当たり前といえば、あたり前だと思うけど、この話を読んで思い出したのが、ティール組織という本だ。数年前に日本でも話題になった。

従業員たちを管理しなければ、彼らが自主的に組織を運営して、高成長の組織が出来上がるっていう内容の本だ。話題になったけど、その方法で組織を運営して、成功したという話は聞かない。

日本では、現場は強いけど、経営者たちの経営の能力が問題があるとよく言われる。なので、ティール組織の本がいうことが本当で、そもそも経営者たちが組織をマネージする必要がないなら、すごい楽でいいじゃんとみんなが密かに思ったのが、ティール組織という本が日本ではやった理由だと思う。

でも、やはりそんな事がある訳がない。マネージャーたちはしっかりと組織をマネージする必要がある。Google が、ティール組織のようなことを試そうとしたときに、しっかりと経営者たちをコーチングしたのがビルだ。たしかに、ビルがいなかったら、今のGoogle はなかっただろうというのは、大げさではないだろう。

 

 

 

トップガンマーベリック見た

 

トップガンマーベリックをネットフリックスで見る。こういう映画は映画館でみれば、もっと迫力があっただろうけど、小さい画面でもそれなりに楽しめた。

ストーリーは、もう、ひねったところは何もない。もう、こういう映画には、ひねったストーリーなどはいらない。

あと、政治も出てこない。ただ、敵対する国の原発を破壊せよというミッションが下りてくるだけだ。

戦闘員なので、それはそれはリアル7日もしれない。

ジェニファー・コネリーがヒロイン役。もう、ジェニファー・コネリーはもう50過ぎだけど、トム・クルーズも60歳を超えたので、ちょうどいいか。ジェニファー・コネリーは、ドラマのスノーピアサーのメラニー役の印象が強いけど、色っぽい役も似合う。

ダークマターと恐竜絶滅

引っ越したばかりで、まだ、部屋の片付け中。本を片付けていたら、まだ読んでいない面白そうな本が出てきた。

その中で、読み始めたのが、リサ・ランドールのダークマターと恐竜絶滅。ほんの10ページほど読んだだけだけど、面白い。一般の読者にむけた宇宙論の入門書なんだけどれども、文章がうまい。こういう人がいると、科学に目を向ける人も増えるだろう。

宇宙には、ひかりと反応しないダークマターが通常の物質の5倍あるらしい。そうでなければ、銀河系がいまあるような形では存在できないらしい。

最初、ダークマターを話を聞いた時は、そんな不思議なことがあるんだろうかと思ったけど、そのあと、いろんな物理の入門書を読むうちに、逆に物質がいまあるような形で存在していることのほうが不思議だとおもうようになった。偶然に生まれた素粒子が、相互作用をしなければ、物質は存在できない。

そう考えると、光に反応しないダークマターが物質の5倍ぐらいあるのも、まあ、おかしくはないわな。

ダークマターで出来た生命体なんかもあるのかもしれない。そして、また、宇宙には我々に感知することができない物質がまだ、たくさんあるとか言っているかもしれんな。

と、10ページ読んだだけだけど、色々と想像をふくらませる本であった。

ジャニーズの会見

 

ジャニーズが炎上している。やはり、この間の会見がよくなかった。自分が、ジャニーズ側の人間だったら、どうしたらよかったのか考えてみる。

山新社長が”全身全霊をこめて、つぐなっていく”みたいなことを言っていたけど、どうしても芝居がかっていた印象を受けた。もっと、率直なコミュニケーションが必要だったはず。

たぶん、ジャニー喜多川の行為を見て見ぬふりをしたんだろう。でも、自分が日本中のスターになれるチャンスが目の前にあって、それをみすみす逃すことって誰にとっても難しかったに違いない。まだ、そこは、認めてもよかったんじゃないか?

そこを隠そうとするので、見ている人が不信感を抱いたと思う。