ベトナムの風にふかれて

 

ベトナム日本語教師をしている主人公が、認知度になった母を新潟からベトナムにつれてくる。主人公とその母が、ベトナムの人々とふれあうというはなし。この話は実話がベース。松坂慶子が主演。

 

ベトナムのほうが、やはり、まだ人間のつながりが緊密なんだろう。新潟の田舎で、施設に入れられるよりも、このお母さんにはあったんだな。でも、誰にでもできることではない。

 

あと、ベトナム残留日本兵の家族問題という問題があることを知る。第二次大戦終了後、日本軍がベトナムから撤退。それにともない、旧宗主国フランスが進軍してきた。こらと戦うために、ベトナムが立ち上がる。こうしてベトナム戦争の始まる。

日本兵の中には、日本に帰らずにフランスと戦うことを選んだ人たちがいた。

中にはベトナム人女性と結婚して、家族をもつものも現れたが、北ベトナム政府の政策変更のため、日本に帰国を強いられた。残された家族は、差別なとにもあったらしい。映画では、この問題も触れられる。

あと、主人公の昔の友人のオトコ,( そしてたぶんお互い好き)など出てくる。話がてんこ盛り。